Acty-G1/G2 車載電源利用での注意事項

車載電源は、一般にシガーソケット(12V)で利用されています。車両には発電用のオルタネーター、エンジン始動用のモーター、エアコンコンプレッサーの電動クラッチなど、高電圧スパイクを発生するノイズ源が多く存在します。

 

シガレットソケットを利用する車載用電源アダプター(以下、シガーアダプタ)は、車の直流 12V電源から高電圧スパイクを出力に出さず、かつ定格の電圧範囲(4.75V~5.25V)で出力する必要があります。

 

電圧の変換は、FETスイッチを高速に切り替えて作っているため、入力から入った短時間の高電圧スパイクが、出力側にそのまま出てしまう可能性があります。高電圧スパイクは、非常に短い時間で発生しているためテスターで捉えることは不可能で、ストレージオシロスコープなどで出力電圧の波形を計測をしないと確認ができません。高電圧スパイクを防止するためには、出力側に高電圧スパイクを除去するコンデンサや定電圧ダイオード(ツェナーダイオードバリスター)などの対策をすることが、シガーアダプタ内に求められます。

 

Acty-G1/G2の入力電源保護回路は民生機レベル(5V±5%以内)のため、過電圧対策が不十分な廉価なシガーアダプターなどを使用された場合、誤作動や内部の回路を損傷し故障となることがありますので十分にご注意ください。まずは信頼のおけるシガーアダプターをお使いいただく必要がありますが、それでも万全とは限りませんので十分な検証をお願いします。

 

故障や誤作動などが頻発した場合は、シガーアダプターとActy-G1/G2の間にモバイルバッテリーを間に入れることで、高電圧スパイクが除去できます。実際の対策検討の前に、暫定対策としてお試しください。

 

Acty-G1/G2はバッテリーレスでの運用も可能ですが、車載でお使いの場合、電源環境が厳しいため、バッテリー非搭載でのご利用はお勧めしていませんので、ご注意ください。 

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