USBドングル型のiBeacon製品を販売しています。これは、一般のUSB電源アダプタや、弊社のUM-50のUSBポートに接続して、iBeaconタグとして使用することができます。BLEビーコンの利用時に必要な、送信間隔と送信出力の設定が可能です。この商品はAppleのiBeacon仕様に準拠したBLEビーコンの発信が可能です。
[ iBeacon USBドングル ]
設定用のアプリとして、iPhone /iPadで動作する [ eBeacon:BLE Scanner]がお使いいただけます。
[ eBeacon:BLE Scannerアプリ ]
1. iBeacon USBドングルへの接続
今回使用したeBeaconの設定は、電源投入後から45秒間の内にアプリを使って設定画面に入らないと以降、設定画面に入る事ができません。設定ができない場合は、eBeaconの電源の入れ直しを行う必要があります。
eBeaconをUSBコネクターに接続します。eBeaconに電源が入ります。
[ 装着例 ]
iPhone /iPadからeBeacon:BLE Scannerアプリを起動して、[ jaalee ]と表示されているeBeacnを選択します(アプリ下のメニューは、[Central]が選択されています)。
[ jaalee ]を選択すると下記のダイアログが表示され、パスワードを要求されます。
パスワードは、[ 666666 ]と入力し[ Connect ]を押します。
2. iBeacon USBドングルの設定
接続すると、下記の様な画面が表示されます。これはeBeaconのデータシートに書かれているアドレスに対応する項目が表示されています。
設定が可能な項目は、UUID、Major、Minor、output Power、送出間隔、デバイス名、Tx power等です。
例えば、UUIDの変更は、サービスのアドレスが0xFFF0(Basic Configure)の中の0xFFF2の16バイトのデータなので、アプリ下記画面[メニュー1]の[ Basic Configure ]を選択し、表示される項目の中から、[ FFF2 ]を選択します。
[メニュー1]
下のFFF2の項目が、UUIDの場所です。
[メニュー2]
上のFFF2を選択すると下記の画面が開き、Writeを選択することで数値の書き換えのができます。
下記は数値書き換えの画面です。数値を記入して選択することで、書き換えが実行されます。
それぞれの項目のアドレスは、下記の表の通りです。
例えば、Majorの数値の変更は、[メニュー2]のFFF3の項を選んでいただき、数値を書き換えます。
■ デバイス名の設定
eBeaconのデバイス名は、[メニュー1]のFF80の項目を選択すると[ 2A90 ]の項目が表示されますので、これを選択して値を入力します。数値の表記はアスキーコードを16進で記入します。下記の表のを参照ください。
■Tx powerの設定値
[メニュー1] の 1804の項を選択すると[ 2A07 ]の項目が表示されますので、これを選択して、下記の表を参考に数値を設定してください。
■送出間隔の設定値
[メニュー2] の FFF6の項を選択して設定してください。数値は、100mS単位で、0x01は1 x 100mS = 100msとなります。 (上の表、[Service 0xFFF0] に記載されています)
3. 他の端末からBeaconを確認すると、下記の様に設定したUUIDを持つiBeaconが確認できます。
