FLEAZ Queで盗難防止(ビーコン)

万引き防止装置

量販店では以下のアタックスパイダーなどの盗難防止ツールがよく使われています。

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今回の試み

店舗ごとに導入されている盗難防止ツールを、Beaconとスマホを使って実現することで、一元的にクラウドで管理できるようになることを想定し、FLEAZ Que(スマホ)を使って、盗難防止を行うシステムの実験をしました。5秒間隔で検出判断(可変)を行い、約2メートル離れると、大音量のサイレンで通知します。スマホのアプリで実現していますので、弊社の組み込み専用機器のActy-G1/G2へ移植することも容易です。

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スマートフォンアプリ

QueにはAndroidのアプリで登録したBeaconデバイスの受信確認を行います。QueにはAndroidのアプリで登録したBeaconデバイスの受信確認を行います。QueにはAndroidのアプリで登録したBeaconデバイスの受信確認を行います。同時に100台くらいのBeaconデバイスの監視が可能です。

Beaconデバイス

Beaconデバイスを監視対象の商品に取り付け、それが持ち去られたことをBeaconの受信の有無により検出する仕組みです。今回の実験にはAplixの製品を使いました。UUID, Major, Minorの値や、電波強度の設定ができます。UUIDでデバイスの識別、Minorにはシリアル番号を登録しました。電波強度の調整で、検出距離の調整ができます。

MyBeacon® 近接域特化型 MB004 At-DR1|株式会社アプリックス

サイレン

スマートフォンの音量は小さいので、Bluetoothスピーカーを使っています。持ち去られたことを感知すると警告音で知らせます。SMS、チャットメッセージやメールで送ることも可能です。

 

課題 

今回は汎用Beaconデバイスを用いたため、監視対象商品からBeaconを外された場合の対応などができていません。商用化に向けては専用Beaconの開発を検討しています。