eSIMソリューション
Acty-G3に搭載しているeSIMソリューションはGemalto(オランダ)です。eSIMプロバイダーは2社ありますが、G&DとGemaltoは相互に互換性あります。
Giesecke & Devrient GmbH(ドイツ)
Gemalto(オランダ)
Acty-G3でeSIMを利用するための手順
- Acty-G3にeSIMが搭載されているか確認
- 通信事業者から登録QRカードを入手
- Windows版 eSIMツールの接続準備
- Windowsでの操作手順
- eSIMツールの起動
- eSIMの動作確認
- データ通信確認
1. Acty-G3にeSIMが搭載されているか確認
Acty-G3にはeSIM搭載と非搭載のモデルがあるため、最初にお手元の G3がeSIM搭載モデルであることを確認します。G3のSIMスロットにSIMを実装していない状態で、eSIM実装機は、アンテナピクトが表示されます。(非実装機はこれが表示されません)
2. 通信事業者からアクティベーションコードを入手
eSIMの利用には通信事業者との契約と、アクティベーションコードの入手が必要です。一般的にはQRコードで提供されます。
3. Windows版 eSIMツールの接続準備
eSIMのアクティベートにはWindows版のeSIMツールが必要です。(Mac版はありません。) Vysorを使い、G3のWi-FiをOFFにし、設定> ネットワークとインターネット> アクセスポイントとデザリング> USBデザリング をONにします。操作中にVysorが切断されますが、再度接続してください。
4. Windowsでの操作手順
WindowsPCで、コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、"route print"コマンドを実行し、IPv4 ルートテーブルに"192.168.42.129"とし、G3で実行されているUSBデザリングがPCから認識されていることを確認してください。
コマンドプロンプトから、"route DELETE 0.0.0.0 192.168.42.129" を入力し正しく実行されたことを確認します。
5. eSIMツールの起動
eSIM設定アプリ「eSIM Toolkit.exe」をこのページのリンクからダウンロードし、Windows PCで実行します。PCはインターネットに接続されている必要があります。
実行したら、[Device Interface]にて[Android]を設定し、[Connect]を実行すると、下記の赤丸の部分にActy-G3のeSIMナンバーが表示されます。
アクティベーションコード(QRコード)を入力するには3つの方法があります。アクティベーションコードをテキストで入力する際は、コードの前に"LPA:"(ダブルコーテーションマーク含まず)を追記してください。
成功すると、以下のように表示されます。(IIJの例)
Provider欄に「緊急通報のみ」と表示されることもありますが、問題ありません。
6. eSIMの動作確認
Acty-G3上で、eSIMの動作を確認します。
7. データ通信の確認
通信事業者のAPN情報を入力し、データ通信ができることを確認してください。
4G通信のピクトが表示されます。
eSIM設定アプリ「eSIM Toolkit.exe」のダウンロードリンク
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