UM-50 製品仕様

概要

UM-50はWi-FiルーターにBLEに対応したBluetoothコントローラを搭載したものです。メインのSOCはLinuxで駆動されており、個別のアプリケーションを組み込むことができます。

メインSOC

Realtek RTL8196E Network Processor
MIPS-1 ISA, MIPS16 ISAに対応した400MhzのシングルコアCPU

搭載メモリ

128MB(RAM)/8MB(Flash ROM)

Linuxバージョン

Realtek社の提供する以下のLinuxバージョンが搭載されています。
Linux version 3.10.90
Linux version 3.10.90 (ccu@Build) (gcc version 4.6.4 (Realtek RSDK-4.6.4 Build 2080) ) #1 Thu Apr 20 16:14:12 CST 2017

搭載されているBluetoothコントローラについて

『CC2541』デバイスは、デュアル・モードBluetooth low energyまたは、デュアル・モードBluetooth/ANT+の、2つのオプションをサポートします。このデュアル・モード・ソリューションの利点を活用できるアプリケーションには、Bluetooth v4.0 ”クラシック”対応の各製品および、スポーツおよびフィットネス向けのアグリゲータ(データ収集)ガジェットや、スマート・ウォッチをはじめとした、Bluetooth low energyまたはANT+対応機器が含まれます。デュアル・モードのBluetooth v4.0ソリューションは、Bluetooth low energyテクノロジーへの対応の有無に関わらず、モバイル機器に、より長い通信距離を提供するセンサ・ソリューションとしても使用できます。

Bluetooth制御方法

CC2541はシリアルポートで接続されており、メインSOCのLinuxからはHCIコマンドを使って制御します。

USBシリアルのポート /dev/ttyUSB1
起動後はBLEチップのパワーをオンにするため下記のコマンドを実行します。
echo 1 >/proc/ble

 

 

ハードウェアブロックダイアグラム

 

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