Acty-G1/G2のUSBポート

 USBポートはマスター/スレーブ/給電に対応

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OTG に対応した microUSB ポート(microB)を一基装備しており、これを通じて USB のマスター/スレーブのどちらかで動作します。マスター動作時には本端末からの電源供 給、スレーブ動作時には本端末への給電(内蔵電池への充電を含む)が行われます。 マスターモード PC を直接 USB 接続することで、内部のフラッシュストレージにアクセスができます。 スレーブモード OTG アダプタを接続すると、本端末が USB ホストとなり、マウス、キーボード、外部 ストレージなどの機器を使用することができます。 

AOA 2.0 対応

AOA 2.0 に対応しており、キーボードやマウス等の入力デバイスの接続や、スピーカー等 のオーディオデバイスの接続ができます。 USB カメラ 本端末の USB ポートに OTG 対応ケーブルを介して、UVC(USB Video Class)規格対応の USB カメラを利用することができます。Y ケーブルを使うと本端末への給電と、USB カ メラの利用を同時に行うことができます。
動画フォーマット: MJPEG/H.264
解像度: 640x480(最大)
 

いろいろな動作モード

本端末は、USB コネクタからの外部電源供給、内蔵バッテリーを用いた端末だけでの動 作に合わせ、USB に接続される機器により、本端末がマスター、もしくはスレーブとし て動作する様々な動作モードがあります。 

単独通常動作モード

内蔵バッテリーを搭載した状態で、端末単体で通常動作を行います。

単独 USB 給電動作モード

内蔵バッテリーを搭載した状態で、USB 給電を受けながら、通常動作を行います。バッ テリーがフル充電になると充電は停止し、一定量の放電が進むまで再充電動作には入りません。

単独 USB 給電バッテリーレス動作モード

内蔵バッテリーを搭載せずに、USB からの外部給電による通常動作を行います。バッテリーを搭載しないため、バッテリーリスクゼロになります。内蔵バッテリーがないため、給電は 5V/2A 以上の容量が必要です。このモードに限り、USB からの給電が開始されると、電源ボタンを押さなくても自動で起動します。この状態での動作は、電源が瞬断した場合に本端末が停止する可能性や、本端末の FROM への書き込み最中に電源が瞬断する可能性があるため、システム構成上、供給電 源の停止、瞬断を避ける考慮が必要です。 本端末の電源 OFF は、電源ボタン(POWER ボタン)を長押しすることにより、システム ダウンが行われますので、その動作を行った後、給電の停止を推奨します。  

USB 接続動作モード(スレーブ)

本端末: スレーブ
使用するケーブル: microUSB ケーブル
給電 : 外部電源(PC など)からの給電
PC と USB ケーブルを用いて本端末を接続するときの動作モードです。 この接続は、PC がマスターとして本端末を制御するモードで、主に初期設定時、ファームウェア 更新時、開発時などに用いられます。

USB 接続・電池駆動モード(マスター)

本端末: マスター
使用するケーブル: OTG ケーブル
ケーブル接続先: USB デバイス(カメラなど)
給電: 内蔵バッテリーから駆動。USB デバイスへの給電も行います。 

USB 接続・外部給電モード(マスター)

本端末: マスター
使用するケーブル: Y ケーブル
ケーブル接続先: USB デバイス(カメラなど)、外部電源(AC アダプタなど)
給電: 外部電源からの給電。ケーブルに接続されている USB デバイスへの給電も行いま す。内蔵バッテリーを搭載せずに動作可能もです。

OTG 変換ケーブル

OTG ケーブル 

 Y ケーブル

消費電力が大きな USB デバイスを接続する場合、または、本端末に電池を使用せず USB 機器を接続して動作させる場合は、外部電源供給端子付きの OTG 変換ケーブル(Y ケー ブル)を使用して接続してください。