Acty-G3+ カメラ搭載モデルの紹介

カメラ搭載モデル(Acty-G3+)

Acty-G3+は、Acty-G3に1200万画素の固定焦点カメラ(フラッシュライト付き)を搭載したモデルで、Googleの画像認識サービス(Cloud Vision API)や、機械学習ライブラリ(TensorFlow Lite)などがお手軽にお試しいただけるシステムです。

Acty-G3+の性能

  • Android 10Go edition(32bit version)
  • Cortex -A53 1.3Ghz
  • RAM 1GB/ROM 8GB

 

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ここではCloud Vision APIを活用し、撮影した写真の中の顔検出を行い、その結果から人数をカウントするデモアプリを公開します。このように施設に設置したActy-G3+に定期的に撮影を行わせ、その時点で撮影範囲に入っている人数や、混雑状況を報告するようなシステムが、比較的簡単に構築できます。Acty-G3は3脚穴に対応しており、常設の設置も容易です。

 

cloud.google.com

 

人数カウントデモアプリ

Detect_Face_Test_0127.apk

 

実行例

アプリを実行したら、CAMERA(その場で撮影)か、GALLERY(撮影済み)かを選択します。

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結果表示

Cloud Visionで顔検出とその人数をカウントした結果を表示します。

 

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Acty-G3+での動作

Acty-G3+でもリアルタイム処理が可能ですが、CPU負荷が高いので、長時間の連続稼働には適していません。リアルタイムにカメラを動かしておくのではなく、定期的に撮影をし、それを判定する用途に適しています。