Acty-G1/G2の消費電力

6ヶ月のバッテリー動作時間について(カタログ掲載)

Acty-G1にはオプションでバッテリーパック(3,800mAh)を搭載することができます。(Acty-G2は、1900mAh) 1日に2回だけタイマーで起動して、その時点の位置情報をGPSで測位し、SIM通信でサーバーに情報を上げたら、すぐに自動で電源を落とすという動作を繰り返した場合のバッテリー寿命が6ヶ月です。常時ビーコンの監視などを行うゲートウェイとしての動作の場合は、これに相当しません。microUSB端子からの給電はできますので、長いバッテリー動作が必要な場合は、端子から給電してください。

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Acty-G1/G2の消費電力

各動作モードの消費電力について説明します。待機モードは以下の3つに分別されます。前述の6ヶ月稼働の場合は下表のコールドブート、GPS測位、データアップロード、シャットダウンを行った後、Basebandオフ状態で待機するという消費電流を積算し、Acty-G1のバッテリー容量3,800mAhを割った場合に、6ヶ月以上になるという一例です。Acty-G2は、バッテリー容量1900mAhを割った値になります。

 

Sleepモード: 約130mA
このモードでは3Gのセルスタンバイ状態であり電話の発着信が可能な状態です。Wi-FiBluetoothもON状態です。

Deep Sleepモード: 約7mA
このモードでは3Gのセルスタンバイ以外の機能は停止します。

Basebandオフモード: 約170uA
このモードでは携帯モデムの電源も落とされ、タイマー又は外部MCUからのトリガーによって起動します。自動で起動できる最も消費電力の少ない動作モードになります。
(外部MCUの搭載は工場出荷時オプションです)

 

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